ラブレ菌

がん治療の研究とラブレ菌のつながり

ラブレ菌とは植物性乳酸菌のひとつです(植物性乳酸菌とは)。
この菌の発見にはがん治療の研究と大きな関係があります。

ウイルスに感染したとき、人の体は「インターフェロン」というタンパク質を作り出し、ウイルスの増殖を抑えます。
このインターフェロンの生産ができなくなると、人はさまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。

インターフェロンの生産能力を高めたい

ルイ・パストゥール医学部研究センターの岸田綱太郎博士は人工的に作ったインターフェロンを投与することで、がん治療の成果をあげていました。
が、インターフェロンは副作用が大きく、効果も人によって大きな差がありました。
そこで、インターフェロンを薬として投与するのではなく、体内のインターフェロン生産能力を高める方向へと博士の考えは移っていきました。

京都の漬物から発見された「ラブレ菌」

博士は長寿で有名なコーカサス地方の人々は乳酸菌飲料やヨーグルトをよく食べるという事実から乳酸菌に興味をもつようになります。
あるとき、「京都の男性は全国2位の長寿」という新聞記事を目にし、京都の人が好んで食べる漬物を片っ端から調査。
その結果、京都の冬を代表する「すぐき」という漬物から新しい乳酸菌の一種を発見。
これを「ラブレ菌」と名付けました。

ラブレ菌で免疫力アップ

このラブレ菌にはインターフェロンの一種であるインターフェロンαが体内で生産される力をアップさせます。
このインターフェロンαは免疫力をアップするだけでなく、がんから体を守るNK細胞を活性化させる働きがあることもわかっています。

生きたまま腸に届く

植物性乳酸菌は腸の中で生き抜く力が動物性乳酸菌よりもとても優れていますが、その中でもラブレ菌はその力が特に優れています。
経口摂取しても生きたまましっかり腸に届いてさまざまな効果を発揮してくれます。