ビフィズス菌

ビフィズス菌はもっともよく知られている乳酸菌

乳酸菌はわかっているだけで350種類もありますが、その中でもっともよく知られているのは「ビフィズス菌」です。
フランスのパスツール研究所のティシエ博士が母乳で育った赤ちゃんの腸内から発見しました。

環境に応じて菌の形が枝分かれする性質をもっているので、ラテン語で「枝分かれ」という意味の「ビフィド」からこのように名付けられました。
人の腸内には通常、4~5%のビフィズス菌が存在しています。

ビフィズス菌は特別な効能をもたらす

ビフィズス菌は乳酸菌の一種であるにも関わらず、この2つは区別して語られることがあります。
それはビフィズス菌には他の乳酸菌にはない特徴があるから。
乳酸に加えて酢酸も作り出し、体に対して特別な効能をもたらしてくれるのです。

病原菌に対して働きかけたり、腸内のpHをコントロールしてくれる

その特別な効能のひとつが乳酸と酢酸によって、腸内のPHが酸性になるようコントロールするというもの。
他にもさまざまな効能があり、菌種によっては病気のリスクとなる物質や特定の病原菌に対して働きかけてくれます。
そのすべては現在でもまだ明らかにされておらず、世界中でさまざまな研究が続けられています。

ヨーグルトから摂取するときは効能をチェック

ビフィズス菌をヨーグルトなどから摂取した場合、生きたまま腸まで届くものと、腸に届く前に死滅してしまうものがあります。
また、生きて腸まで届くものも、腸でどのような働きをしてくれるかは菌種によってさまざま。
栄養素を供給してくれるものもあれば、便秘に対して働きかけてくれるものもあります。
ヨーグルトから摂取するときには、含まれる乳酸菌にどのような効能があるか、事前に確認したほうがいいでしょう。

食物繊維やオリゴ糖もいっしょに

ビフィズス菌は食物繊維やオリゴ糖などを分解して増殖する性質がありますので、これらのものもいっしょに摂取すると効率が良くなります。
食物繊維やオリゴ糖などの含まれる野菜中心の食事にしていけば、悪玉菌の増殖も抑えられて一石二鳥です。