乳酸菌でストレス解消

乳酸菌はストレス解消にも効果あり

近年、乳酸菌のストレス解消の効果が注目を集めています。
腸の働きが鈍くなると体全体が不調を起こしてストレスを感じやすくなりますが、乳酸菌はその腸の働きを活発にしてくれるからです。
また、実験により、一部の乳酸菌にはストレス性物質の発現を抑える効果があることも確認されています。

「明治(meiji)」の試験で明らかになった効果

株式会社「明治(meiji)」は同社の保有するLガセリ乳酸菌にストレスを軽減する効果と免疫低下を抑える効果があることを動物試験と臨床試験で明らかにしています。
次の2つの試験を行いました。

1.ストレスによる免疫低下を抑える

ラットに水またはLガセリ乳酸菌を14日間与えました。
最後の5日間はケージに水を張って浸水ストレスをかけました。
その結果、水を与えたラットはストレスホルモンである血中コルチコステロンが大幅に増加。
一方、Lガセリ乳酸菌を与えたラットは血中コルチコステロンの増加は緩やかで、脾臓のNK活性の低下も抑えられました。

2.激しい運動による免疫低下を抑える

日頃から運動を行っている大学生に有効成分を含まない偽薬、またはLガセリ乳酸菌を含む錠剤を4週間摂取させました。
その結果、偽薬を摂取した被験者は運動によりNK活性が低下しましたが、乳酸菌を摂取した被験者はNK活性の低下があまり見られませんでした。

「サッポロビール」の研究で明らかになった効果

サッポロビールと産業技術総合研究所はマウスを使った共同研究で乳酸菌にストレス性の睡眠障害を改善する効果もあることを発見しています。

3.ストレス性の睡眠障害を改善する

研究では、サッポロビールが保有するSBL88乳酸菌を混ぜたエサをマウスに4週間食べさせた後、ストレスを2週間かけ続け、回転輪でのマウスの活動量を測定。
その結果、SBL乳酸菌を摂取しなかったマウスは睡眠障害で活動量が低下したのに対し、摂取したマウスは活動量の低下はあまり見られませんでした。